高額医療費からの
1/26、針生研時に先生から言われた。
「60%悪性だと思う」という言葉が頭から離れなかった。
自分はガンとは無縁だと何の根拠もなく思って生きてきた。
一応怪我のためくらいの医療保険に加入していたが、ガン保険に加入していなかった。
自分が生まれる8か月前に祖母が54歳でガンで亡くなっていた。
会ったことのない「おばあちゃん」は身近な存在ではなかった。忘れてしまっていた。
自分の近親者にガンの人はいるのかと思ったとき、「おばあちゃん」がいた。
検査結果の2/2まで悪性でないと思いたい一心で、乳がんと似ている良性の病気があるのか、どんな症状なのかとか・・・毎日調べ続けた。朝まで眠れない日もあったけど仕事に行った。通常から体力的にキツイ仕事だけど毎日行った。仕事中は気持ちが少しはラクになった。
良性、悪性どちらにしても高額な医療費がかかる。
一体いくらかかるのか?全く皆無だった。ネットで調べる手段しかなかった。
もし悪性だったら、それこそ大変だ。高額医療費について調べた。
高額医療費のことも殆ど知らなかった。聞いたことがあったくらいだった。
高額な医療費を支払った時に2~3ヵ月後に戻ってくるもの、とりあえず立替えをしないといけない。その肝心な高額の医療費を払えるのか払えないのか考えると、どうしたらいいのか?何か手はあるのか?病院では高額医療費のポスターは見かけるけど・・・
窓口支払いを減らすことはできないのか?思いつく限りのワードで検索した。
あった、あった
「健 康 保 険 限 度 額 適 用 認 定 証」
というものが存在した。