血圧計

 CVポート埋め込みの翌日、午後から初の抗がん剤治療開始。

やり始めはなんともなかった。知らない間に眠ってしまっていた。

終わると看護師さんに起こされた。自分で眠るんだと思った。

 しばらくすると身体が熱くなって38度熱が出ていた。

手の平や頭がカーッと熱くなったり、腹痛もあった。

こういうのが副作用なのかなぁ?

 入院中は頭が熱くなったり、腹痛が何度かあった。

そのうち左手のどこかわからないけど、時々しびれるようになった。

女医さんに話したら「指先がしびれるからちがうんじゃない。」と言われる。

だけど、今までしびれていなかったんだけど、このしびれは何?って思った。

のどから胃、背中が痛んだり、歯が痛んだりして痛め止めを飲んでいた。

 他には特にヒドイ副作用は出ていないということで退院になった。

当初の10日入院から5日で退院が出来た。

 

 病院へ行くと血圧ばかり測る。先生に家でも測るように言われた。

入院中によく病室に来ていた女医さんは針を刺すのがめっちゃ下手くそだった。

抗がん剤治療前の点滴の針は何度やり直すんだ!でもじっと横になっていた。

腕をねじりながらの「かなり痛いですよ」は、本当に本当に痛かった。

うっそー!こんなにも痛いの?正直治療できないと思った。

電話で他の先生を呼んでいた。

すぐに別の先生が来てあっという間に終わった。全く痛くなかった。はぁー?

入院中、看護師さんに女医さんはイヤダと訴えた。その後、望みは叶った。

 血圧の話に戻ると、家には血圧計はない。

帰宅したら一番に血圧計を購入。どこの血圧計が良いのか?

色々なメーカーの説明を読んで、自分で良いと思った血圧計を選んだ。

 

 入院は本当に退屈でヒマだ。5日の入院だったけど限界だった。

それ以上入院されている方には本当に頭が下がる。

 

 父親が腹部大動脈瘤で入院していた時は3週間くらい入院していた。

退屈で退屈で怒り気味になっていた。

 手術前の入院が2週間あったこともあり、手術後10日~2週間入院が必要とされていた。痛くてリハビリ拒否していたけど、痛さをガマンして1週間くらいで無理やり退院してしまった。

 CVポートの傷跡が1㎝程度だったが、父親の腹部には15㎝程度あった。

自分は1㎝で痛い痛いと言っていたのに、本当に痛かったに違いない。

もう、その父親はいない。

 

 

 

日本精密測器 手首式デジタル血圧計 WS-900

日本精密測器 手首式デジタル血圧計 WS-900