激痛なのに・・・・・

 午前中は診察だった。

突然、胃が激痛におそわれた。夕方には痛みはなくなっていた。

ものすごく痛くて腰を伸ばせなかった。息子と母親が一緒にいたけど、母親は昼食のことしか頭にない。

だから、母親は息子に昼食を買いに行かせた。

あまりの痛さに駅から自宅までタクシーで帰ることにした。

タクシーの中では激痛で話せない状態だったけど、行き先を運転手さんに伝えないといけない。

一緒にいた母親が伝えてくれるものだと思いこんでいた。

私は話せないくらいの痛みに苦しんでいた。母は何も言わない。

どうして?なんで?・・・・・・・・

言ったことと言えば「何だったかねー」と2回言った。そして私の顔を見た。

はぁ?ふざけんな・・・

痛みをこらえて道順を教えればいいけど、そこまで説明はできそうになかったから住所を伝えた。

息子をタクシーに乗せるべきだった。

 

 次の診察時に胃が痛かったことを話すと「胃カメラをやりましょう」となった。

胃カメラは苦しいとしか聞いたことがなかったから、やりたくなかった。

念のためということで、渋々胃カメラ検査をすることととなった。

予約時間15分前に行くとおじさんが三人いた。

 変な味の液体を飲んだ。胃の中の泡を消す液体らしい。

はじめての胃カメラは、とにかく苦しいものだった。

想像してたよりも太い管?だった。人差し指くらいはあったと思う。

のどの一番狭いところは本当に苦しかった。

イヤな検査はたくさんあるけど、二度としたくない検査だった。

結果は少し炎症がある程度だった。激痛の原因はわからないままだ。